映画『ジュラシック・パーク』では、恐竜たちは陸上を走り回り人間を次々に襲っていました。しかし、その小さな足や巨大な尻尾は陸上生活をする上で理想的とは思えません。
そんな疑問に対し、ケンブリッジ大学の研究者が驚くべき新説を唱えました。それはなんと、恐竜たちは15フィート(約4.6m)~30フィート(約9.2m)の深さの水の中で生活していたというのもの。また、恐竜は巨大な尻尾を駆使して泳いでいたといいます。
この「恐竜水中生活説」を唱えるのは、ケンブリッジ大学で細胞生物学を研究しているブライアン・フォード博士。フォードは、陸上生活で大きな尻尾を持っていることは大量のエネルギーを無駄にしているため、水中で生活していると考えるのが自然だといいます。さらに水中であれば、恐竜たちの巨大な尻尾は泳ぐのに役立つといいます。
フォード博士はこれ以外にも、恐竜が陸上に存在しているとするには疑問が存在するといいます。現在存在する巨大な生物であるゾウやサイでさえ体重を支えるために4本の足を必要としているのに、100トンを超える恐竜が2本足であることです。
もし恐竜が水中生活をしていたとすれば、2本足であったことの辻褄が合い、さらにゾウやサイの尻尾より恐竜の尻尾が巨大だということの理由も説明できます。
フォード博士の考えでは、恐竜たちは平原ではなく15フィート(約4.6m)~30フィート(約9.2m)の深さの湖で生活していたいい、地球上が浅い海で覆われていた時代に水中生活に適した形態へと進化したといいます。さらに尻尾は、水中で泳ぐ以外にも身体を浮かせる浮き輪としての機能や温度調節のために使っていたのではないかとしています。
また、大型の恐竜の多くは肉食ではなく草食だったことや、ティラノサウルスが魚を食べていたことも恐竜が水生生物であることの裏づけだといいます。加えて、5500万年前の恐竜時代には、地球は現在よりも高温で水温も37℃程度だったとしており、変温動物でも活動できたことを指摘しています。
一方でロンドンの自然史博物館の古生物学者のポール・バレット博士は、「恐竜水中生活説」は1920年代に非常に人気だった説だが、1960年代には恐竜が陸上生活できるほどの筋力を持っていたという実証が行われているといいます。さらに、泥の中を歩くことでスピードが落ちることや呼吸の問題からも水中生活説には問題があるといいます。そのため身体を冷やすために水に入ったりはしたものの、生活の場ではないといいます。
どちらの説も頷けますが、カバなんかを見ていると恐竜が水中にいても違和感がないような気もしますね。化石しか残っておらず、当時の地球の環境も詳しく分かっていないため、恐竜を常識で判断するのは難しいのかもしれません。
> 5500万円前の恐竜時代には、
万円?
ご指摘ありがとうございます。5500万年前ですね。
訂正しておきました。
> 5500万年前の恐竜時代には
恐竜時代は約6500万年前に終っているので、5500万円でも5500万年でも
どっちでもええでっけど、両方とも恐竜は関係あらしまへんで。
ココロ社に恐竜ロボを発注すると億のケタになるらしいので、
5500万円では足りしまへんですわ。わはは。
この学者はん、気のきいた小学生なら知っとるよーな基礎的な知識が欠如しとりまんな。
大体、恐竜の重さは4本足の最重量級でもせいぜい70〜80トンで、
ましてや2足歩行型なら10トン未満が目一杯。別に陸上でも全然OKですわ。
ティラノサウルスも5〜7トン程度だから、アフリカ象レベルでっせ。
これも小学生用図鑑に載ってまっさ。
恐竜絶滅は、約6500万年前ですって。
5500万年前じゃ、もう恐竜はいないよ〜。
恐竜は全てモササウルスの餌だったと言う事か