エリック・ヨハンソンは不可能な情景のリアルな写真を制作しています。彼が切り取るのは瞬間ではなくアイデアです。この軽妙な解説では、フォトショップ(Photoshop)の達人である彼がもっともらしく見えながらも奇妙な光景に命を与えるために従っている原則について話しています。
エリック・ヨハンソンが不可能な情景のリアルな写真を制作し始めたのは、写真がシャッターを押すだけで誰にでもできることだと思うようになったからだといいます。それに対して、不可能な情景のリアルな写真はシャッターを押すところからプロセスが始まります。
これらの写真を作るために基本となるのは、いくつかある現実を組み合わせることだといいます。切り取ったアイデアをパズルのように組み合わせることで、不可能な情景のリアルな写真を作れるといいます。そして、写真を組み合わせるには3つのルールがあります。
1.同じ視点で撮影したもの
2.光の条件が同じであること
3.2つの写真の継ぎ目をなくすこと
だといいます。
またリアリティを出すためには構想や想像力が大切だといいます。
面白い写真を作ってみたいと思っている方は、これらの基本とルールを参考に作れば上手くいくかもしれませんね。