アメリカ・ロサンゼルスのファーストフードレストランで、警察官が金属パイプを持った犯人に対して間近から拳銃を発砲した動画がユーチューブ(YouTube)にアップされて話題となっています。犯人は、警察官の指示を無視して歩き続け金属パイプを振りかぶった瞬間、警察官からの一斉射撃を受けて死亡しました。なお、警察官も殺された男の名前も公表されていません。
この事件は、レストランのガレージで発生したものようで、レストランのドアは破壊された痕跡が確認できます。レストランのドアから現れた犯人の男は鉄パイプを持っており、警察官から銃口を向けられています。そして、犯人は警察官の指示を無視して鉄パイプを構えた瞬間、銃弾を浴びせられて倒れこんでしまいました。倒れこんだ後も別の警察官が続けざまに発砲し、この2人の警察官の射撃で10発の弾丸が命中しました。
撮影者によると撃たれた時点で犯人は死亡していたということですが、警察の発表では、搬送された病院で死亡ということのようで意見の食い違いが見られます。また、動画がアップされる前には、警察は犯人が鉄パイプを振ったと発表していましたが、動画では振っていることは確認できません。
この映像は、十代の若者に携帯電話で撮影されたもののようで、YouTubeにアップされたことで大きな話題となっています。また、犯人は警官が構えている銃をゴム弾だと思い込んでいた可能性があるといいます。
警察と目撃者の意見の食い違いや警察官の過剰防衛が疑われる今回の事件。動画は、公開されてから26万回再生を突破しており、多くの人に疑問を投げかけています。