19日正午、北朝鮮の朝鮮中央テレビ、朝鮮中央放送、平壌放送は「特別放送」で、最高指導者の金正日総書記が死去したことを伝えました。17日の朝8:30に、移動のために乗車していた列車内で、心筋梗塞を引き起こして死亡したとのこと。69歳でした。また、葬儀の日程などは不明となっています。
死去についてのニュースを金正日総書記の死去から2日後に報道したことから、後継者とされている三男の正恩(ジョンウン)氏を含める後継者問題などの対応を行っていたことが推測されています。
また、日本政府は情報収集や北朝鮮の動向の分析に着手したようで、外務省はアメリカ、中国、韓国など北朝鮮と繋がりがある各国と連絡を取り始めているようです。
野田佳彦首相は都内のJR新橋駅前で街頭演説するため、正午にいったん首相官邸を出たものの、死去の一報が入り、急きょ官邸に戻り、対策に奔走しています。