インターネットに限らず、あらゆる場面で使われるパスワードですが、現在ではあまりに多くの場面で使われているため、覚えるだけで一苦労です。覚えるのが面倒な人は、ついメモなどに残してしまいますが、それでは本末転倒。そこでやってしまうのが、生年月日や名前、簡単な数字や文字の羅列などの覚えやすい言葉をパスワードにするというものです。
今回は、そんなパスワードの中で簡単に破られてしまう可能性がある最低パスワードランキング25をご紹介したいと思います。海外のものですので、全てが当てはまるかは分かりませんが、もしここで紹介されているパスワードを使っている人は、すぐに変更したほうがいいかもしれません。
最低パスワードランキング
1位. password
2位. 123456
3位. 12345678
4位. qwerty
5位. abc123
6位. monkey
7位. 1234567
8位. letmein
9位. trustno1
10位. dragon
11位. baseball
12位. 111111
13位. iloveyou
14位. master
15位. sunshine
16位. ashley
17位. bailey
18位. passw0rd
19位. shadow
20位. 123123
21位. 654321
22位. superman
23位. qazwsx
24位. michael
25位. football
どうでしょう。皆さんの使っているパスワードが含まれていましたか？
数字の羅列(123456、111111など)は万国共通で使われているダメダメパスワードなのかもしれません。また、単純な単語や覚えやすい単語というのも共通する短絡的なパスワードです。
しかし、どれだけ危険でも「そんなこと言われても覚えるのがめんどくさい」という方は多いと思います。そこで今回は特別に、破られにくく覚えやすいパスワードを作る方法を伝授します。
まず、同じパスワードを複数のアカウントで使い回さないこと。これをしてしまうと、1つ破られただけで全てのアカウントが破られてしまいます。しかし、この方法だとパスワードが多くなりすぎて管理が不可能となってしまいます。
そこでアルゴリズムを決めて、それにしたがって各アカウントごとにパスワードを作る方法を用いることで、これらの問題は解決できます。
これは、マカフィーが提唱しているものですが、例を1つご紹介します。
「light」という単語をベースに「mcafee.com」のサイト用のパスワードを作成するとします。パスワードはまず「123」という数字で始め、それに「light」の「i」を「1」という数字に入れ替えて末尾を大文字にした「l1ghT」を付けます。さらにキーボードで「mcafee」の各文字の左上にあるキーを拾って「jdqr33」を加え、最後に特殊記号の「^!」を付けます。これで「123l1ghTjdqr33^!」というパスワードが出来上がるという仕組みです。
用は自分でルールを作り、それにしたがってパスワードを作ることで、ルールさえ覚えていればパスワードを思い出せるようになるというものです。
ここで大切なのが大文字、小文字、数字などを組み合わせること。これによってパスワードの安全性は飛躍的に向上します。
これからパスワードを作るときには、ぜひこの方法を使ってみてくださいね。
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