以前お伝えしたサムスンの曲がるスマートフォンのようなモノを、ノキアがロンドンで開催している「Nokia World 2011」で発表しました。
この「Nokia Kinetic」デバイスは、ねじったり曲げたりすることで操作ができる新感覚の携帯端末となっています。
現時点では、試作機の段階というこのデバイスは、両手でねじったり曲げたりすることによって画面操作を行うことができます。
動画を見ると、両手で山折に曲げることで画像の拡大や音楽の一時停止、谷折に曲げることで画像の縮小や音楽の再生ができるようです。
このデバイスには、有機ELディスプレイのようなものが使われているようにも見えますが、実際に何が使われているのかや、どういう仕組みで動いているのかは明らかにされていません。
タッチスクリーン以来となるかもしれない新しいタイプの操作方法であり、「曲げる」という新しい仕組みは、未来のデバイスを新聞のように折りたためるものにしてしまうかもしれませんね。