ポーランドの北西部グリフィノの近くには奇妙な木が生えた森があります。この森に生えている松の木は、どういうわけだか根元付近が北の方向に一様に湾曲しており、森には”ねじれた森”と呼ばれておりお金の木のような独特な不気味さがあります。
これらの曲がった松の木は、1930年頃に植えられたもので森には400本あまりが存在しています。
これらの木は植えられてから7~10年の間に、人間によって機械的なもので曲げられたという風に考えられています。
「家具の上質な材料となる曲げた木を投機目的で作った」「牛が引く鋤のための材料」「船を作るための材料」などの説が出ていますが、木材が収穫される前に第二次世界大戦の勃発によって計画が頓挫して管理者が廃業したため、真相は謎のままだといいます。
日本でも、雪の重さによって曲がった木材が建築資材に利用されるなどの活用方法が存在します。これらの”謎の曲がった木”も、薪や紙や爪楊枝ではなく優れた建材や家具になるといいですね。