放射性物質に汚染されてしまった現在からそう遠くない東京の未来を描いたショートフィルム作品です。この映像を「ありえない」と笑えないのが今の日本の現状です。
あらすじは、放射性物質の汚染でガスマスクなしでは外出できなくなった東京を、サラリーマンが通勤するというものです。テレビでは放射性物質予報が流れていたり、ガスマスクをデコレーションした女子高生が電車にいたり、甲状腺ガンの手術跡のある女の子が出てきたりと、メッセージ性の強い作品となっています。また最後には「現実に目を閉ざすものは、未来に盲目である」というテロップが流れて映像は終わります。
国民が思っている以上に汚染は拡大しているというドイツの報道など放射能汚染の危機感は高まっています。だからこそ観念的に「大丈夫だ」「危険だ」と思い込まずに、1人1人が現実を見極めて妥当な判断をしなければいけませんね。