普段は無機質で無表情な風体で「ぬっ」と突っ立っているだけの風車ですが、パリで活躍するフランス人アーティスト、パトリック・レイノーさんにかかれば、これほどにも美しく変身してしまいます。
これはドイツ、ハノーヴァーにある風車ですが、パトリックさんによって数十個のライトで飾られると普段の無表情が一変して美しいアート作品に変わってしまいました。
この「デコレーション」はハノーヴァー万国博覧会で地域の気候保護を推進するために依頼され設置されました。
ハノーヴァー万国博覧会から引き継ぐ形で2005年日本国際博覧会(愛知万博)が行われたことを考えると、ハノーヴァー万国博覧会が環境保護を焦点にした国際博覧会であることは分かると思います。
しかし、このライトアップ使われる電気がどのように生み出されているかを考えると、美しさの反面ちょっと無意味な気もしますね。