マーティン・セリグマンが心理学(学問としての、患者とセラピストの1対1の関係においての)について話します。病気を越えたことに注目が移ってきた今、現代の心理学は私たちにどのように役立つのでしょうか?
マーティン・セリグマンは、過去60年間の研究で心理学で、いくつかの病理を取り除くことができるようになったといいます。一方で、心理学者は病気を探すことにとらわれ、一般の人々を幸せにする方法を探求せず、困難を前にした人を助けようとしなくなったといいます。
これら心理学の問題から、マーティン・セリグマンは一般の人々がより幸せになるようにする「ポジティブ心理学」の研究を推し進めているといいます。
これまで苦しんでいる人を助けるために使われてきた心理学ですが、これからは一般の人々がより良い人生を送るために研究されていくのでしょうね。