20世紀、寿命に前例にないほど多くの年数が加わりました。それでも、生活の質は良くなっているのでしょうか。意外にもそうなのです!心理学者のローラ・カーステンセンは、人は年を取るにつれ、幸せに、満足に、そして世界を前向きに捉えると実証する研究をTEDxWomenで紹介します。
ローラ・カーステンセンは、20世紀の間に人類の平均寿命が劇的に伸びたと指摘します。また、そのことによる高齢化でも人々の生活の質は向上し、幸福になっているといいます。
また人間は、基本的に加齢とともに楽観的になり、人生を幸福なものであると感じる傾向にあるといいます。
一般的には、年をとると死に近づくため幸福感が無くなりそうですが、実際には死を目前にして大切で優先すべきものが明確になり、些細なことが気にならなくなるようです。
多くの人は、年をとることをもっと肯定的に捉え直す必要がありそうですね。