マーティン・スコセッシ監督が映画監督志望の若者に推薦する見ておくべきアメリカ映画以外の傑作39本


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『タクシードライバー』『レイジング・ブル』『ギャング・オブ・ニューヨーク』『シャッター アイランド』『ディパーテッド』『ヒューゴの不思議な発明』などで知られるアメリカ人映画監督、脚本家、映画プロデューサーのマーティン・スコセッシが映画監督を志望する若者のために、外国映画(アメリカ映画以外)39作品を推薦していたことが明らかになりました。

巨匠の推薦する映画とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

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スコセッシ推薦映画は、ピクサー・アニメーション・スタジオの契約社員となったばかりの23歳の若者、コリン・レビィさんが自らのブログで明かしたもの。レビィさんによると、高校時代に製作した短編映画がYoung Arts賞を受賞した際、そのご褒美としてスコセッシ監督作品を40年以上に渡って手がける名編集者セルマ・スクーンメイカーの指導を受けることができたといいます。その際にスコセッシ監督との面会も実現し、その後、監督から書籍やDVDと一緒にスコセッシ監督が推薦する映画39作品のリストが送られてきたのだといいます。

スコセッシ推薦映画リスト一覧

「メトロポリス」(フリッツ・ラング)
「ドクトル・マブゼ」(フリッツ・ラング)
「吸血鬼ノスフェラトゥ」(F・W・ムルナウ)
「ナポレオン」(アベル・ガンス)
「大いなる幻影」(ジャン・ルノワール)
「ゲームの規則」(ジャン・ルノワール)
「天井棧敷の人々」(マルセル・カルネ)
「無防備都市」(ロベルト・ロッセリーニ)
「戦火のかなた」(ロベルト・ロッセリーニ)
「揺れる大地」(ルキノ・ビスコンティ)
「自転車泥棒」(ビットリオ・デ・シーカ)
「ウンベルトD」(ビットリオ・デ・シーカ)
「美女と野獣」(ジャン・コクトー)
「東京物語」(小津安二郎)
「生きる」(黒澤明)
「七人の侍」(黒澤明)
「雨月物語」(溝口健二)
「山椒大夫」(溝口健二)
「天国と地獄」(黒澤明)
「絞死刑」(大島渚)
「いつもの見知らぬ男たち」 (マリオ・モニチェリ)
「若者のすべて」(ルキノ・ビスコンティ)
「大人は判ってくれない」(フランソワ・トリュフォー)
「ピアニストを撃て」(フランソワ・トリュフォー)
「勝手にしやがれ」(ジャン=リュック・ゴダール)
「はなればなれに」(ジャン=リュック・ゴダール)
「ウィークエンド」(ジャン=リュック・ゴダール)
「追い越し野郎」(ディノ・リージ)
「情事」(ミケランジェロ・アントニオーニ)
「欲望」(ミケランジェロ・アントニオーニ)
「革命前夜」(ベルナルド・ベルトルッチ)
「肉屋」(クロード・シャブロル)
「四季を売る男」(ライナー・ベルナー・ファスビンダー)
「不安は魂を食いつくす」(ライナー・ベルナー・ファスビンダー)
「マリア・ブラウンの結婚」(ライナー・ベルナー・ファスビンダー)
「さすらい」(ビム・ベンダース)
「アメリカの友人」(ビム・ベンダース)
「カスパー・ハウザーの謎」(ベルナー・ヘルツォーク)
「アギーレ・神の怒り」(ベルナー・ヘルツォーク)

リストの中にはフランソワ・トリュフォー、ジャン=リュック・ゴダールなど、映画ファンでなくても聞いたことがある名前もありますが、かなり古い年代の映画が多いようです。また、39作品はいずれも非アメリカ映画で、フランス、イタリア、ドイツなどヨーロッパ映画のほか日本映画の名作がずらりと並びます。日本映画では、黒澤明監督の「生きる」「七人の侍」や大島渚監督の「絞死刑」などを含める7作がリストアップされています。

レビィさんは、この出来事がきっかけで映画への道へ進むことを決意したといい、今や映画作家兼VFXアーティストとして活躍。ピクサーでは、スコセッシ監督に推薦された作品を鑑賞する社員向けの定期上映会を行っているといいます。

映画監督志望でなくても、1度は見ておきたい名作ばかりですね。完全網羅は大変そうですが、時間をかけてでも見る価値はありそうです。

参照

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