突然ですが、みなさんは知り合いや友達の鼻の穴から鼻毛が飛び出していたときどうしますか?多くの人は、注意をするのに尻込みして見て見ぬフリをするのではないでしょうか?
相手に鼻毛が出ていることを教えなかった場合、相手が他の人にも同じように思われていることに申し訳なくなったり、自分がひどく薄情で矮小な人間だと落ち込んだりします。しかし、教えてあげたらあげたで、「なんてデリカシーがない奴なんだろう」と逆恨みされそうで怖いものです。
そんなとき、この鼻毛通知代理サービス「チョロリ」を使えば、匿名で相手に鼻毛が出ていることをコッソリ教えてあげられるといいます。誰も傷つかず人間関係も保てるこの日本生まれのWebサービスは、英語バージョンも登場し、グローバルな展開も行っているようです。
この鼻毛通知代理サービス「チョロリ」は、どのようにして相手に鼻毛が出ていることを伝えるのかというと、次のようなシステムによって相手に鼻毛が出ていることを伝えます。まず「鼻毛通知依頼書」に、鼻毛が出ている相手の情報を記入します。すると、鼻毛通知代理サービス「チョロリ」が、相手に対して代理で鼻毛が出ている旨を伝えるメールを送ります。そして、鼻毛が出ていることを知った相手が鼻毛を抜くことで、誰も傷つかずに鼻毛が処理されるというものです。
また、これまでに救われた鼻毛の数は35万779本にも及ぶそうで、多くの人々の鼻毛を処理してきた実績があります。
さらに、この「鼻毛のジレンマ」は万国共通の問題のようで、英語版もリリースされており世界中の悩める鼻毛指摘者を救っているようです。
誰しもに経験がありながら、なかなか解決策が提示されなかった「鼻毛のジレンマ」も、IT化の波とソーシャルの時代によって解決されるのかもしれません。