機械によって人間が征服されてしまうような映画では、自律ロボットによって新しい自律ロボットが生み出されていたりしますが、なんと泡のスプレーによって自己複製するロボットが現実に開発されたようです。この調子でいくと、映画のようにロボットがロボットを勝手に作る未来もそう遠くないかもしれません。
このロボット「CKBot」は、ペンシルバニア大学のモジュールロボット研究所で開発されたものです。「CKBot」は、動く4足歩行ロボットの部品を適切な位置にセットした後、固まる泡のスプレーを噴射して4足歩行ロボットを”生産”することができます。
この技術を論理的に突き詰めれば、最終的に自律ロボットがロボットを構築させることに応用できるといいます。この技術が実用化されれば、人間が仕事をしなくても全部ロボットがやってくれるようになるかもしれません。しかし、多くの人は「ロボットに征服される!!」というターミネーター的世界を危惧しそうですね。