空飛ぶ自動車「トランジッション」が本格販売に向けて「ニューヨーク国際自動車ショー」に出展へ!!すでに100台以上の予約注文が!!


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以前にもお伝えした空陸両用の空飛ぶ自動車「トランジッション」が、ついに「ニューヨーク国際自動車ショー」へ出展されることが明らかとなりました。「トランジッション」は、可変式の翼を持つ自動車と航空機を融合させた乗り物で、2012年中に販売される予定となっています。

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トランジッションは、2006年にマサチューセッツ州に設立されたTerrafugia社が開発を進めてきた乗り物です。これまで、MIT(マサチューセッツ工科大学)出身の5名のパイロットが開発を進めてきたもので、同社のコンセプトに賛同した世界中の投資家から資金を調達し完成に至りました。

トランジションは、ガソリンエンジンを搭載し、車としての性能は最高時速104km、燃費12.7km/リットルと実用的。全幅は約2mでガレージに収まるサイズです。また、駆動方式はFFで4名が乗車できます。

軽飛行機への変身はわずか30秒で、左右に跳ね上げた翼をセットするだけで完了します。飛行性能は時速185kmで、約724kmの距離を移動することができます。フライトにはスポーツパイロット免許が必要。燃料は車としての走行と同じく、ガソリンを使用します。

また、去年には国家道路交通安全局から特別許可を受けており、道路での走行と離陸、標準の自動車用ガラスではないプラスチック製の窓、自動車では許可されていないタイヤなどを使用することができます。さらに飛行機としての許可も連邦航空局から受けており、販売するための法律的なハードルはクリアしています。

これらのことから、Terrafugia社は2012年末までに販売できる準備が整っているとして、4月6日~15日まで開催される「ニューヨーク国際自動車ショー」に出展することを決めました。同社によると、値段は27万9000ドル(約2300万円)と高額ながら、すでに100台以上の予約注文を受けているといいます。

参照

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