以前、音声と手の動きによって操作するスケートボードというものをお伝えしましたが、記事の最後にスケートボードを開発した団体「Chaotic Moon Labs」が、さらに突拍子もないアイデアを練っているとしていましたが、その突拍子もないアイデアが完成したようです。
「Chaotic Moon Labs」が、脳波によって操縦する画期的な電動スケートボードを開発しました。これからは、想像力によって乗り物を運転するようになりそうです。
今回開発された脳波で動く電動スケートボードは、韓国のサムスン社製「Windows 8」タブレットを使って、操縦から読み取った脳波を処理してモーターを駆動させるシステムとなっています。
搭載されているモーター出力は800ワットで、最高時速は時速30マイル(約48km)で走行することが可能です。
操縦方法は単純明快で、「進め」と考えると進み、「速すぎる」と思うと減速し、「止まれ」と思うと進みます。あとは体重移動によって、スケートボードのように進行方向を決定します。
音声や手の動きで操作するスケートボードでさえ非常に画期的でしたが、今回はとうとう脳波によって操縦する乗り物が開発されてしまいました。ついつい驚いてしまいますが、IBM(アイビーエム)が「心で操作できるパソコンが5年以内に開発される」という未来予測を発表していますから、もしかすると本当はそれほど驚くようなことではないのかもしれませんね。