オタクの夢だったゲームやアニメなど画面の中にいる「二次元キャラクター」に触ることができる技術の開発が進められています。
慶應義塾大学の研究グループが開発した「RePro3D」は、空中に浮かんだ立体映像に手で触ることのできる多視点裸眼立体ディスプレイです。
42視点の視差画像を空中に結像するディスプレイ方式に、触覚インタフェース技術を統合することで、実際に触れる立体映像を作りだすことに成功しました。
この「RePro3D」は再帰性投影技術によって光源とは違う場所に映像を表示し視覚的に映像を触っているように見せることができます。また、赤外カメラによってユーザーの手の動きを検知し、動作を表示された映像に反映することができます。さらに、ユーザーの指に触覚デバイスを装着することによって、表示されたキャラクターを触るという感覚を味わうことができます。
この装置は、そもそもアニメやゲームのキャラクターを触るために開発されたようで、今皆さんが考えているような変態的な使い道が正しい使い方のようです。
この技術を応用すれば、別々の場所にいる複数人を擬似的に1つの場所を共有することなども可能となりそうです。
将来、触れることのできなかったキャラクターにあんなことやこんなことができるようになるのかもしれません。