日本では、子供が寂しくないようにテディベアなどのぬいぐるみをベッドに持ち込んで眠ることもありますが、大人がぬいぐるみと寝ているとなると「えぇっ」と引かれてしまうかもしれません。ところがイギリスでは、成人の35%がテディベアと一緒に寝ていることが明らかとなりました。テディベアには、思っている以上に様々な効果があるようです。
最新の研究によると、イギリス人の成人の35%がストレスの解消や睡眠を助けるために、ベッドにテディベアを持ち込んで、抱きしめて一緒に眠っていることが分かりました。
この調査は、6000人のイギリス人を対象にホテルチェーンを展開するトラベロッジ社が行いました。同社によると、イングランドにある452のホテルで7万5000以上のテディベアの忘れ物が見つかっており、それらの持ち主の多くは子供ではなかったといいます。
またこの調査では、抱きしめることで眠りやすくなるとの理由から男性回答者の25%がテディベアを抱きしめて寝ていることがわかりました。さらに、イギリス人の成人の50%が、子供の頃からのテディベアを今でも使っているといい、イギリスのテディベアは平均27歳だということも明らかとなりました。
そしてやはり、男性はテディベアと一緒に寝ていることが恥ずかしいと感じるらしく、既婚者の14%は家族や友人の前ではテディベアを隠し、独身男性の10%はガールフレンドの前ではテディベアを隠しているといいます。
他にも、15%の男性と10%の女性はテディベアを親友と認めており、親密な秘密を共有しているといいます。そして最後に、男性回答者の26%は年齢に関係なくテディベアを持っていていも良いと答えました。
今回の調査では、子供に負けず劣らず大人もテディベアが好きだということが浮き彫りになったようです。日本でも、抱き枕を愛用する人は少なくないため、テディベアと同じような効果を発揮しているのかもしれません。イギリス人男性に習って、恥ずかしがらずにテディベアを抱きしめてリラックスしてみるのはいかがでしょうか。
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