先日、フェイスブックの持っている驚くべき個人情報量についてお伝えしましたが、そんな個人情報を決定付けるフェイスブックへの写真投稿に関する驚きの結果が発表されました。イギリス国内での最新の調査によると、ユーザーがフェイスブックに投稿した写真について、その76%がアルコールの影響下にあるときに投稿されていたことが分かりました。
日本でも、SNSやブログなどにアップした記事や写真が炎上することは多々ありますが、もしかするとアルコールとの因果関係があるのかしれません。
1781人を対象にした調査によると、12%の人がプライバシー設定によって人に閲覧できない状態で写真を投稿しており、58%の人が友人への公開に、26%の人が全員公開という状態で写真を投稿していました。
さらに半数以上の56%の人が、泥酔状態の写真を撮影していたことが分かり、8%の人はこの泥酔写真の件によって職場で深刻なトラブルが発生していました。そして、回答者の93%は、撮影した写真に対して「あまりに恥ずかしい写真だ」ということを認めました。
お酒を飲んでいるということは、多くの場合、友人や家族と集まっており、そのことが写真を撮る動機付けにもなっているようです。
アルコールで状況が認識できない状態で、その場の雰囲気に任せて写真を撮影・投稿し、酔いが覚めてからとんでもない事態に発展してしまうケースが多いようです。これからクリスマス・お正月・忘年会・新年会など、お酒を飲む機会が増える時期なだけに、トラブルを防ぐために「写真を撮影しない」「酔っているときにSNSを触らない」などの策を講じるのが賢明かもしれません。