皆さんは携帯電話が故障する一番の理由を知っていますか?
画面が壊れる?ボタンが壊れる?ノンノンノン。正解は水没・水濡れです。
今回は、そんなデバイスの大敵である水から守ってくれるデバイス用防水スプレーをご紹介します。超撥水スプレー「NeverWet」も、応用すればデバイススプレーになりそうなんですが、表面に吹きかけるだけのスプレーとは原理が違うようです。
今回、HZO社によって開発されたこの「HZO Water Blocking Technology」というデバイス専用の防水スプレーを吹きかければ、ご覧のようにデバイスを水の中に入れようが水をかけようが故障することはありません。
日本では29%の人が水没によって携帯電話を壊しており、イギリスに至っては52%にものぼります。
また、このスプレーは携帯電話だけでなくあらゆるデバイスに利用可能で、映像ではスマートフォンや音楽プレーヤーだけでなくスピーカーまでもを水から守ってくれています。
このスプレーは独自のコーティング技術によって水からデバイスを守ります。他の防水技術との大きな違いは、水がデバイス内に入らないようにするのではなく、水が入っても大丈夫なようになっていることです。
つまりデバイスの外側にスプレーするのではなく、内側の電子部品や回路にスプレーすることで防水します。また、このスプレーによって内部の電子部品がダメージを受けることは一切ありません。
来年には、このスプレーによって防水加工されたiPhoneが販売される予定があるといいます。今後、スマートフォンを買う時には「防水加工アリ」「防水加工ナシ」なんていう表示が付いているかもしれません。
ちなみにiPhoneには、内部に水センサーが組み込まれており、故障が水没によるものなのかがショップスタッフには一目で分かるようになっており、水没の場合は保証が無効となるようです。水没したのに「何もしてないのに故障したじゃねーか!!」なんて因縁を吹っ掛けてもバレてしまうので、くれぐれもやらないでくださいね。