これまでに何度もお伝えしていました「iPhone 4S」と「iPhone 5」についてですが、事前情報の通り「iPhone 5」は発表されず「iPhone 4S」だけが発表されました。さらに、「iPhone 5」の未発表を受けてアップル株は5%下落しました。
また、日本ではauとソフトバンクから発売されることになりソフトバンクの「iPhone」独占がとうとう崩れる形となりました。
今回発表された「iPhone 4S」は、デュアルコアA5チップ、8メガピクセルの解像度を持つカメラ、高解像度3.5インチスクリーン、iOS 5搭載、iCloud対応、アップル製品同士でテレビ通信ができる「FaceTime」搭載、「iPhone 4」の2倍の通信速度といった、想定どおりの性能のようです。
アップルのIPHONE 4
プロセッサ:アップルA4
カメラ: 5メガピクセル
画面: 3.5インチ
ストレージ: 8ギガバイト-32ギガバイト
オペレーティングシステム: iOS
3G連続通話時間: 7時間
アップルのIPHONE 4S
プロセッサ:アップルA5
カメラ: 8メガピクセル
画面: 3.5インチ
ストレージ: 16ギガバイト-64ギガバイト
オペレーティングシステム: iOS
3G連続通話時間: 8時間
また、日本においてはauとソフトバンクからの発売されることが分かり、発売日は10月14日になるということです。
海外の携帯電話市場の比率、期待されていた「iPhone 5」が発表されなかったことでどのように変わるのでしょうか。
また「iPhone 5」の未発表を受けてアップルの株価は、374.57ドルで寄り付き、一時は355ドルまで下げた後もち直しました。
ここ数ヶ月間、好調だったアップルは7月末には初めて400ドルを越えましたた。また、8月には時価総額がエクソンモービルを抜き一時期首位になり、9月には最高422ドルを記録していました。
今回株価が5%下落したことはスティーブ・ジョブズ氏引退発表の際に、時間外取引で7.39%下落したことを考えれば、「iPhone 5」が発表されなかったことがかなり大きな衝撃だったことが分かります。
アップルのサイトには「驚きの続きを、始めます。」の文言が踊っていますが、世界中のユーザーにとって、まさに「iPhone 5」未発表は“驚き”だったに違いありません。