皆さんは「Charlie bit my finger – again ! 」というユーチューブに投稿された動画をご存知でしょうか?この動画は、兄が弟のチャーリーくんに指を噛まれて悶絶するだけの映像なのですが、「指を噛まれたお兄ちゃんが可愛い!!」「指を噛んだチャーリーが可愛い!!」と話題になり大反響を呼んだ動画です。
2011年11月15日現在で、再生回数は3億8800万回程度に達しているのですが、この56秒の動画の広告から家族が得た収入が10万ポンド(約1220万円)に達しているとまたまた話題になっています。
殴られるかもしれませんが、記者も兄貴の指でも噛んで動画を投稿してみようかな。
「Charlie bit my finger – again ! 」
この広告収益は、兄弟の父親であるハワード・デービス・カーさんがユーチューブとの間に結んだ特別な広告によってもたらされたものだといいます。ユーチューブ側は、投稿された動画を監視しており、「コレはイイね!!」と目を付けた動画投稿者と直接連絡をとり広告契約を取り交わしているようです。
この動画自体は、2007年に投稿されたもので、内容は弟が兄の指を噛み、兄が「チャーリー痛いよ!!」と悶絶するだけの他愛ないものです。しかし、動画がアメリカのテレビ番組などで紹介され人気が爆発。「チャーリー痛いよ!!」の携帯の着信音まで出現する人気ぶりとなりました。
この動画以外にも、投稿した子供や家族の動画から10万ポンド(約1220万円)以上の広告収入を得ている家族は、数百以上にのぼるとみられており、例えば以前ご紹介したディズニーランド旅行のサプライズに驚きすぎる女の子の動画も、かなりの額を稼いでいると思われます。
ハワード・デービス・カーさんは、手にした1200万円について兄弟の教育費に充てるとしています。また、兄弟をあしらったTシャツなどのグッズが販売されていますが、デービス・カーさんは兄弟の”商品化”を否定しています。
この動画に関してデービス・カーさんは「たまたま撮影した映像を、コロラド州に住む兄弟の名付け親に見せたくて投稿しただけ」と話しています。
情報によると、”ユーチューブパートナー”となり特別契約を結ぶと1000回の再生あたり60ペンス(約70円)の収益が得られるといいます。
もし爆発的な人気を得られるような面白い動画が撮影できたら、一度チャレンジしてみるのも夢があっていいかもしれませんね。