アメリカを拠点に活動をするアーティストが鎮痛剤の錠剤を使って、薬物が死因とされているエイミー・ワインハウスの肖像画を作成したことが物議をかもしています。
アーティストのJason Mecier氏は薬物乱用によって亡くなった有名人をモチーフにした、錠剤を使ったモザイクアートをシリーズとして制作しています。
Mecier氏は、他にも薬物が死因とされている歌手のマイケル・ジャクソンや複数の処方箋の副作用が死因とされているヒース・レジャーなど”薬物”にまつわる人々をモチーフにアートを作っています。
Mecier氏はこれらのシリーズ以外にもゴミなどを使ったモザイクアートも作っており、レディー・ガガの肖像画では回路の基板やチューブ、ビール瓶のふた、ハブラシなどから作られています。
Mecier氏は、子供の頃にバザーなどで販売する目的でゴミを使ったモザイクアートを作り始めたのがキャリアの始まりだそうです。
これらの作品を芸術と見るのか、死者への冒涜ととるのかによって大きく意見が分かれそうですが、薬物問題への啓発になることは間違いなさそうです。