その場に通りかかった人々をランダムに捕まえて、個人情報を次々と言い当ててしまう占い師風の怪しい男性。見知らぬ怪しい男に全てを言い当てられてしまった人々は、男性の超能力的な千里眼パワーを信じてしまいます。果たして、この男はホンモノの超能力者なのでしょうか。
怪しげなテントに招かれた一般人のターゲットたちに対して、男性は奇妙な動きをしながら次々と個人情報を言い当ててしまいます。この男の千里眼パワーを目の当たりにした人々は、驚きながらも男性の力を信じるしかありませんでした。
通っている大学、国籍、タトゥーの位置、自宅の概観まで言い当てられたこの魔法のような能力ですが、実はインターネットの力でした。男とは違うスタッフが、ターゲットの名前などからインターネット上にあるSNSなどから集めた個人情報を男に教えることで、まるで千里眼のようなパワーがあるように演出していただけでした。
テレビなどでも、怪しげな占い師が個人についてズバっと言い当てることがありますが、その多くはこれと同じ方法を用いているのかもしれませんね。個人情報の取り扱いには最新の注意が必要なようです。