以前、9歳の天才画家キーロン・ウィリアムソンをご紹介しましたが、オーストラリアでウィリアムソンを超える逸材が発掘されたようです。
2007年1月9日生まれの5歳児アエリタ・アンドレ(Aelita Andre)ちゃんは、若干5歳にしてシュルレアリスムの代表的な作家として知られるパブロ・ピカソやサルバドール・ダリと比較されるほどの抽象絵画を描く天才画家少女です。今回は、その驚くべき絵の才能の片鱗がうかがえる絵画作品と作品制作の様子をご紹介します。
アンドレちゃんは、ロシア生まれの抽象画家。生後9ヶ月のころには絵を描き始めました。その後、作品が認められ4歳だった2011年6月にはニューヨークで初めての個展を開催しました。
生粋の画家であるアンドレちゃんは、アーティストである両親の影響もあり、歩くよりも早く床に絵を描くことを始めたといいます。また現在は、オーストラリアのメルボルンで暮らしているといいます。
4歳のころに制作した絵画は、4400ドル(約35万円)~1万ドル(約80万円)で販売されました。この売り上げからBBCによると、アンドレちゃんは史上最年少のプロアーティストだといいます。
作品は、ピカソやダリの作品でも知られる「シュルレアリスム」となっており、絵画に樹皮、小枝、羽根、模型といった立体物を配置する独特な作風となっています。