最近では、さまざまな企業が拡張現実研究を進めていますが、このショートフィルム「SIGHT」はそんな拡張現実が実現した近未来を描いた映像作品です。もしこの映像どおりになれば、未来は便利なのか不便なのかよく分からない世界になりそうです。
このショートフィルム「SIGHT」は、イスラエルの学校The Bezalel Academy of Arts and Designの卒業生である2人が制作した映像作品。
仮想現実でゲームを楽しんだり、拡張現実に合わせて料理をしたりテレビを見たりと、非常に便利になっている世の中が描かれています。一方で、対人関係では相手のことが事細かに分かってしまい、知らなくてもいいことを知ることで不便な状態になることが描かれています。
もちろん、これほど単純にはならないでしょうが、昔の人間が現代の生活を奇妙なものと見る部分があるように、未来を想像するとき現代の人間も未来の生活が奇妙なものと見えてしまうのかもしれませんね。