プラスティネーションによって標本となった動物たちの展示会がスゴイ


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プラスティネーション (Plastination) とは、人間や動物の遺体または遺体の一部(内臓など)に含まれる水分と脂肪分をプラスチックなどの合成樹脂に置き換えることでそれを保存可能にする技術のことです。
プラスティネーションの技術は、ドイツ・ハイデルベルク大学のグンター・フォン・ハーゲンスにより、1978年に生み出された。ハーゲンスは数ヶ国でプラスティネーション技術の特許を取得し、その技術を紹介するべく、プラスティネーション処理を施された人体を展示する「BODY WORLDS」を1995年より世界各国で開催してきました。

『人体の不思議展』と言えば分かる人も多いかと思いますが、日本で1996-1998年開催された『人体の不思議展』にも関与したそうです。
そんなグンター・フォン・ハーゲンスが今年4月15日からケルンの動物園で行っっている「BODY WORLDS」の展示の様子です。


ラクダ

多少グロテスクなので閲覧には注意してください

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90年代までは小動物などに用いられてきた技術でしたが、技術が確立したため大型の動物などにもプラスティネーションを施すことができるようになったそうです。
しかし、この技術には手間がかかるそうで、キリンには3年の歳月を費やし、象には64000時間を要したそうです。
また、人間のプラスティネーションなどによって倫理的な論争を起こすなどしていますが、50以上の都市で『人体の不思議展』を開催しているそうです。
20の動物を展示しているケルンでの展示会は2011年9月の終わりまで開かれる予定です。



ゴリラ


ヒグマ


サメとグンター・フォン・ハーゲンスの妻


ゾウ(体重3.2トン)とグンター・フォン・ハーゲンス(左)と妻
去年の展示会


ゾウ



2010年6月にメルボルンで開催された動物の展覧会のボディ世界選手権


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プラスティネーションによって標本となった動物たちの展示会がスゴイ への1件のフィードバック

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