ウィキペディアといえば、誰もが記事を書けるウィキメディア財団が運営するインターネット百科事典ですが、来週から英語版のウィキペディアに「WikiLove」システムが実験的に導入されるようです。
この「WikiLove」とは、他ユーザーに”ラブボタン”を使ってメッセージを送るシステムのことで、ユーザー間の交流を促すことによって、記事制作の質の向上ややる気を引き出すことが狙いのようです。
これまで、ユーザーが行った記事編集の成果を評価・感謝することの重要性を認識していたが、新規ユーザーなどに統一した評価をするシステムが無かったため、トロフィーを送るなど評価の仕方がバラバラだったようです。そこで、ボタンによって簡単に評価できる「WikiLove」を導入することになったようです。
「WikiLove」システムはとても単純で、アイコンをクリックすることで、簡単なメッセージやビールや猫などの仮想アイテムを相手に贈ることができるそうです。
このシステムの導入でウィキペディアがどのように変わるのか、今後も目が離せません。