ソマリアとは、東アフリカのアフリカの角と呼ばれる地域を領域とする国家であり、ジブチ、エチオピア、ケニアと国境を接し、インド洋とアデン湾に面するため海洋交通の重要なポイントでもあります。しかし現在ソマリアは、長く続いている内戦によって疲弊しており、漁師たちが海賊となり事件がたびたび発生しています。
今回は、そんなソマリアの海賊たちが民間の船を襲撃したものの、乗船していた傭兵(民間の警備員)に返り討ちにされてしまう瞬間をとらえた映像をご紹介します。
海賊の襲撃に気付いた傭兵たちは、どこかへ連絡をとっています。この連絡では、おそらく発砲許可などの指示を受けているようです。
その後、襲撃への対応が決まると銃を携えて甲板に飛び出し、襲ってきた小型船に乗る海賊目掛けて一斉射撃を開始します。銃撃を喰らった海賊船の乗る小型船は、民間の船に激突しそのまま敗走していきます。しかし、逃げていく船に対しても執拗に発砲と威嚇射撃を繰り返し海賊船を撃退してしまいます。
なかなか過激な攻撃ですが、これくらいのことをしないと船を守れないのかもしれませんね。ちなみにこの攻撃で、ソマリアの海賊がどうなったのかは分かりません。