朝起きて、こんなコーヒーが出てきたら目を覚ますこと間違い無さそうです。
一見するとコーヒーのような真っ黒い液体ですが、時間が経つと驚くべき変化が起こるp-ニトロアニリン(パラニトロアニリン)と硫酸を使った重合反応の面白い化学実験動画をご紹介します。
材料は、p-ニトロアニリン(パラニトロアニリン)と硫酸です。まずp-ニトロアニリン(パラニトロアニリン)の粉末をスプーンに3杯ほど入れて、その上から硫酸をかけてからガスバーナーで熱すること数十秒。混合物は、見る見るうちに黒くなりコーヒーのようになってしまいました。
と思った次の瞬間、煙を噴出したかと思うと、一瞬にして真っ黒い物体が煙とともにピーンと出現します。その様子は、まるでうんこを連想させる夏にはおなじみの蛇花火を早送りしたようです。
どういう化学反応によってこのような現象が行ったのかは分かりませんが、想像を超えるピーンには驚かされますね。いやぁ、化学って面白いなぁ。