1月8日、27カ国にある58都市である変わったイベント「The No Pants Subway Ride」が行われました。それは、ズボンを穿かずにパンツ姿で地下鉄に乗るというもの。11回目を迎えるという今回のイベントに、ニューヨークでは4000人が参加し大きな反響があったといいます。それでは、大勢のパンツ姿の人々が電車に揺られる様子をご覧ください。
ニューヨーク、ロンドン、ワシントン、トロント、メキシコシティなどの大都市で行われた今回のイベント。参加者らは、上半身は普通の恰好で下半身だけパンツ姿なため、それだけでもとってもシュールなのです。しかし、唯一の参加条件に「マジメな顔をしなければならない」という規定があるため、参加者たちはシレーっとした顔をしており、電車内はさらにシュールさが増しています。
参加者らは、マジメな顔を作るために音楽を聴いたり携帯電話を触ったりして気持ちを落ち着かせていました。また、人から「なんでズボン穿いていないの?」と聞かれたときには「ズボン穿くの忘れてた」という無理な主張で誤魔化さなければなりません。
このイベントの意義は「社会的なタブーを打破する」「イベントを知らない人の反応を楽しむ」の2点にあり、2002年から始まったイベントは世界各国で人気となり国際的なイベントへと成長しました。