絵の金魚のはずですが、どういうわけだか立体的に見える金魚を描いてしまう素晴らしいアート作品を作成する過程をとらえた動画です。こんなのがぽんっと置かれていたら、絶対に本物の金魚と間違えてしまいます。
これらの金魚アートを制作しているのは、深堀隆介さん。マスのなかに高透明のエポキシ樹脂を流し込み、その上に金魚の絵を描いて、さらに透明樹脂を流し込むという作業を繰り返すことで、まるで時間が止まったかのようなリアルな金魚アート作成することができます。
動画でも、流し込まれたエポキシ樹脂の上に金魚のヒレを描き、その上にエポキシ樹脂を流し込み身体部分を描き・・・という繰り返しの作業が行われています。この手法によって平面的な絵が立体的に見えるようになります。また、エポキシ樹脂を流し込んだ後の色や見え方を考えながら絵を描かなくてはならず、かなり高度な技術が必要とされることが想像できます。