昨今では、超小型コンピュータがもてはやされていますが、サムスンは時代の流れとは全く逆の40インチの巨大ディスプレーを搭載したタブレットを発表しました。
このタブレットには、マイクロソフトのマルチタッチ技術が使われており、なんと同時に50以上のタッチを認識することができるといいます。
厚さはたった10cm程度と大変薄いため、絵画のように壁などにも掛けることができるといいます。
このマルチタッチ技術は、iPhoneなどには搭載されていないもので、さらに指以外のモノ(例えばペン)なども認識することができます。これは、タッチの認識を光センサー方式によって行っているからです。
このタブレットの用途としては、画面上でボードゲームをしたり、建物の設計図を作成することなどが考えられています。パソコンやスマートフォンでは出来なかったことが、ディスプレイの大きさとマルチタッチ技術を生かすことで出来るようになったのが大きな特徴です。
値段は7499ポンド(91万円)と、こちらもビッグサイズです。
タッチスクリーンパネルやマルチタッチなど、これまで小型デバイスだけで使われていた技術が、大型家具やコンピュータに応用されることで、新しい使い方や価値が生まれるかもしれません。