以前、アメリカの空飛ぶ自動車をご紹介しましたが、ロシアでも空飛ぶ自動車が開発されたようです。
ロシアの元パイロット、ヴァレリ・ブルガーコフさん(72歳)はDIYで空飛ぶ自動車のプロトタイプを開発しました。
厳密に言うと、この自動車は空を”滑空”できるようで、時速60マイル(約96km)で、高度10フィート(約3メートル)、距離600フィート(約180メートル)を”飛行”することができます。
開発者であるブルガーコフさんはモスクワから南西に93マイル(約150km)にあるカルーガに住んでいます。この自動車は1987年製のZAZ Tavriaという車のドアやボンネットを軽量なものと交換し翼を付けて作りました。また、飛行に適した天候なら発進から20秒ほどで飛行速度に達し離陸することができます。
この自動車は商業・販売目的で開発されていませんが、モスクワで行われたモーターショーで披露され特許も取得しています。
運転席には飛行用の操縦桿も付いており、さながら飛行機のようです。
構造はかなりムチャな感じがしますが、72歳にしてこのチャレンジ精神はスゴイですね。