ケンブリッジ大学研究員であるオーブリー・デグレイは「老化は病気であり、治癒が可能だ」と主張ており、7つの基本アプローチがそれを可能にする。
この講演は2005年当時のものであり、現在の彼の研究は以前お伝えしたとおりです。
博士の行っている研究では、これまでの「老い」への対応とは全く違ったアプローチにより寿命を延ばすことができるといいます。それは人間の細胞の劣化を取り除くことによって死ななくすることによるものです。
この老化を避けるプロセスは動画で語られているので省略しますが、重要になってくるのは「人々の死生観」と社会モデルの選択、つまり、「多く生んで多く死ぬ」か「少なく生まれて少なく死ぬ」かの選択です。
博士は、人々の意識が変わるということを狐狩りなどを例に挙げて説明していますが、これらは論理とは別に宗教、風習、思想など実に多くの問題を孕んでいることから、そんな簡単に結論が出ることはないでしょう。
今後、この研究がどのような成果を挙げるのか、また、その結果を人々はどのように受け止めるのか・・・・興味は尽きません。