1906年にイギリスで設立された製造業者ロールス・ロイス社は、その後、分離・独立し航空機エンジンや船舶・エネルギー関連機械などを製造・販売しているイギリスの工業メーカー「ロールス・ロイス」とドイツの自動車会社BMWが1998年に設立し、「ロールス・ロイス」ブランドの乗用車を製造・販売している自動車会社「ロールス・ロイス・モーター・カーズ」に別れました。
今回は、航空機エンジンを製造するロールス・ロイスが15万2455個のレゴを使って作成した世界初となるレゴ製ジェットエンジンをご紹介します。
こちらのレゴ製ジェットエンジンは、ボーイング787ドリームライナー「トレント1000」の2分の1スケールのレプリカ。複雑なジェットエンジンの構造がそのまま完全再現されており、4人が8週間をかけて制作しました。
使用されたレゴ数は15万2455個で、重さ307kg、長さ2m、直径1.5m。実際に動かすこともでき、間近で見るとエンジンの複雑な動きがよく分かるようになっています。
こちらは制作工程。レゴを接着剤を使って固定しながらパーツを作成。それらを組み上げることで、巨大で複雑なエンジンを作りました。