会社を興したときには様々な問題や課題が出てきます。資金調達、経営権、事業の方向性etc。
そのような時に、どのようなことに注意すべきなのか、どのように考えるべきなのかなど、会社を経営していく際に助けになる9つの考慮事項をご提案します。
1.何が必要なのか?
あなたが起業する際にまず、短期的かつ長期的に事業を続けるのに必要なお金を計算してください。事業の維持と成長に必要なお金が分かっていれば、成長に必要な他の要因に集中することができます。
2.株式
株式の配分のバランスに注意してください。他者へ株式配分が多ければ会社のコントロールを失うことになり、少なければ会社のために必死になる人は少なくなります。法律上の権利関係を熟慮し、多すぎず少ない過ぎないバランスで配分してください。
3.知的財産
たくさんの知的財産は会社の価値を引き上げます。知的財産は特許、著作権、デザイン、ウェブサイトのコードなど広範囲に及びます。同じような知的財産をもっている他の会社と比較して、自社が持っている知的財産の価値を認識・把握してください。
4.その他の資産
不動産や機械・備品などの有形資産だけでなく、無形資産を見落とさないように注意して把握してください。
5.参入への障害
他社が、あなたがもっているビジネスのアイデアをコピーして参入してくる時間を考慮してください。シンプルなビジネスモデルは短期間に多くの企業が参入し、複雑なビジネスモデルはその逆です。コピー企業を撃退する方法を考えておく必要もあります。
6.将来価値
長年ある会社は実績があり将来性も測りやすいですが、創業すぐの会社は実績が少ないため将来性が不透明で、成長性を提示することが難しいです。十分なデータや具体的なビジョンを提示することで将来性を示し、投資家たちからの評価を得ましょう。
7.牽引力
投資家たちは、消費者があなたの会社の製品・サービスを使っているところ見たいものです。消費者が製品・サービスに満足しているなら投資家は高く評価し、会社の価値は上がり投資を容易に得ることもできるでしょう。消費者に製品・サービスを使っているところ投資家に見てもらうために無料配布などの手段がとられることもあります。
8.誇大広告
あなたのビジネスがメディアに取り上げられていますか?たくさんの人に知られていますか?大勢の人に知ってもらえればビジネスは成功しやすくなります。これを上手く利用してください。
9.市場
市場の規模や需要供給のバランスによって製品・サービスの価値は変わります。競争の激しい市場は避けて新分野・振興分野でビジネスを展開してください。