ニューヨークに拠点を置く会員専用の旅行会社「Jetsetter」がホテルの部屋を見渡せるアプリを開発した。
旅行を計画する際には視覚的な情報に訴える必要があり、今回開発したアプリによってホテルや観光地の美しい画像に加えてリアルな部屋の様子をわかりやすく伝えることによって旅行者の「旅心」をくすぐることを狙っている。
Jetsetterは豪華旅行版グルーポンと呼ばれ、世界の高級リゾート旅行を最大50%OFFにするなどのフラッシュマーケティングによって、2010年4月からの一年間で230万人もの会員を集めることに成功しているという。
同社は全世界に200人の旅行特派員と9人の専任特派員がおり、 特派員のTyler Wristonと同僚がの部屋を360度撮影するための特殊なカメラを開発した。
このカメラによって10分足らずで、ロビー、レストラン、部屋、通路などを撮影することが可能なのだという。