作家の村上龍さんとエフエム東京社員の延江さんが、毎週時事について語っているRVR。vol.264の今週は、沖縄返還40年と大阪市職員の入れ墨問題と福島第一原発のドキュメンタリーについて語ります。
まず、沖縄返還40年が経過したことから、沖縄と北海道の独立について語ります。
次に大阪市職員の入れ墨問題について村上さんは、ヨーロッパのサッカー選手を引き合いにして、日本では儒教的な教えから自身の身体を傷つけることが認められておらず「日本で自分の身体に傷をつけるという行為は親との関係を断ち切るという意味を持つ」といいます。
さらに福島第一原発事故後の対策について、アメリカやスイスではすでに原発で問題が発生した際の対応を整えているといいます。一方日本では、原発事故の教訓を活かしているとは思えないと指摘します。
原発事故が起こっていない国では着々と対策を立てているのに、当事国では対策もせずに再稼動を議論しているという現在の状況。この調子だと、いつ原発事故が再発生してもおかしくないですね。