ブラジルの都市リオ・デ・ジャネイロでは、世界最大の見世物のひとつとされる祝祭リオのカーニバルが毎年開催されています。多くの場合このお祭りは、その激しいダンスや圧倒的な迫力が注目されて報道されています。
ところがKeith LoutitさんとJarbas Agnelliさんは、このド迫力のお祭りをあえてチルトシフトレンズを使って微速度撮影することで、非常に可愛らしいものにしてしまいました。まるでおもちゃのように動き回るサンバの街をご覧ください。
この映像は、2011年にリオ・デ・ジャネイロで開催された実際の「リオのカーニバル」を撮影したものです。撮影したものをミニチュアのように見せてしまうチルトシフトレンズと微速度撮影を組み合わせることで、まるで小人たちがサンバを踊っているかのような映像に仕上げました。
リオ・デ・ジャネイロの街は、カーニバルが始まる前はゆったりとした雰囲気を漂わせています。ところが、カーニバルが始まると、街は賑わいを見せ、人々は熱狂します。
映し出される映像は、まるでおもちゃのミニチュアの世界そのものですが、普段は迫力に圧倒されるカーニバルの緻密な仕掛けや繊細でユニークな踊りがよく分かります。
これまで見たこともない「リオのカーニバル」の新たな一面を垣間見ることができる素晴らしい映像作品でした。