ムエタイというと、タイの国技であり伝統のある格闘技で、両手、両肘、両脚、両膝の八箇所を用いて相手と戦うキックボクシングのようなスポーツです。今回ご紹介するのは、そんなムエタイの試合の最中にあるハプニングが発生したことによって無茶苦茶になってしまった様子をとらえたものです。乱入や凶器が登場するものの試合は続行されていくというツッコミどころ満載なプロレスのような試合となってしまいました。これってレフリーいる必要があったのでしょうか。
動画の始めの方は、いたって普通の試合が行われています。しかし、ハプニングが発生したのは00:40あたりでした。
青いパンツの選手の右フックが、赤いパンツの選手にクリーンヒットしてノックアウトしてしまいます。しかし赤いパンツの選手は、どうにか立ち上がり試合が再開されます。すると、青いパンツの選手が、試合を決めようと跳び蹴りをしました。ところが、赤いパンツの選手はとび蹴りをかわし、青いパンツの選手がリングの外に落ちてしまいました。
これに逆上した青いパンツの選手は、なぜかトレーを凶器として持ち出し、赤いパンツの選手をノックアウトしてしまいます。この反則に、すかさず赤いパンツの選手のセコンドもトレーを持ち出し、青いパンツの選手をノックアウトしてしまいます。さらに赤いパンツの選手が、相手選手に跳び蹴りを喰らわします。
普通は全てがルール違反のため試合が中断されますが、なぜかこの一連の流れから試合が再開され、最後は赤パンツの選手のフックが青パンツの選手に決まりノックアウトで試合終了となりました。
この反則のオンパレードは青パンツの選手の暴走から始まりましたが、場外で相手のセコンドが駆け寄ってきているので、ここでバカにでもされていたのかもしれません。
なにはともあれ、結局2人ともフラフラになってしまった試合は、あまりにもツッコミどころが多い対決となりました。レフリー仕事しろ。