グーグル(Google)といえば、インターネットを利用したことがある人なら誰でも知っている企業であり、同社から提供されている「検索」「SNS」「広告」「動画」「メール」などの一連のサービスを使わない日は無いと言ってもいいくらい多くの人に利用されています。ところがグーグルは、あなたが利用したサイトの閲覧履歴から想像以上にさまざまな情報を集めていたようです。
どれほど、自身の情報が集められているか半信半疑の方も多いのではないでしょうか。それではまず、こちらのグーグルのサイト「https://www.google.com/settings/ads/onweb/?hl=ja」で、あなたの情報を確認してみてください。
いかがでしたでしょうか?「カテゴリ」や「ユーザー属性」という欄には、サイトの閲覧履歴から導き出されたあなた自身すら知らない興味/関心に関する情報と、年齢、性別が記されています。
記者の情報:アート、エンターテイメント、オンラインコミュニティなどに興味があるようです。スポーツではピンポイントでアイススケート、ペットも好きなようです。
※恥ずかしいのでまじまじ見ないでください
これらの情報は、グーグルがアルゴリズムによってサイトの閲覧履歴から導き出したものであり、必ず当たっているわけではありませんが精度は非常に高いようです。
グーグルがこれらの情報を集めている理由は、配信する広告と利用者の嗜好を一致させるためであり、利用者が欲しがりそうなものを教えてくれるという点では有益なものとも考えられます。例えば、記者の場合「ウィンター スポーツ」に興味がある可能性が高いため「スキー板」の広告を配信すれば買う可能性が高まります。しかし、これらのプロファイリングに関しては、個人のプライバシーに関わるとして一部からは非難を受けています。
グーグル側はこれらの問題点にも対応しているようで、集められる情報にはポルノなど問題となりそうなものは除外されているようで、さらに設定を変更すれば情報の収集をブロックすることもできます。
しかしながら、非常に精度が高いだけに不気味に思う人も多く、使い方次第では個人のプライバシーを大きく損なう可能性もあります。また、この問題はフェイスブックに自分の個人情報を請求したら1222ページ分のPDFファイルが送られてきた例からも分かるように、グーグルに限ったことではありません。今後の情報化社会では、個人情報の所有権と利用法や利便性と個人情報の兼ね合いが大きな問題となりそうです。
なぜこんなことを? Googleはサイト閲覧履歴からあなたの年齢と性別を予想している−【私の論評】自分が世の中の中心からかけ離れていないかを見る尺度としても利用できるかも?
こんにちは。Googleは、私たちの年齢と性別を予想しています。これは、広告をする上での消費パターンの分類ということであり、実年齢とか、当該人物の属性、能力などをはかるものではないと思います。無論この結果がどうでたからといって、気にする必要はないとは思いますがも、とはいいながら、もし、女性なのに男性という結果がでたり、年齢が70歳以上などとでた場合には、やはり、自分の感覚は普通とは、かけ離れているかもしれないと考えたほうが良いかもしれません。詳細は、是非私のブログをごらんになってください。
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