グーグルが提供しているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)といえば「Google+(グーグルプラス)」ですが、以前そのユーザー数の変動と予測について2012年末までにユーザー数を4億人を突破することをお伝えしました。しかし、実際には我々の予測を超える成長率でユーザーを増やしているようです。
グーグルCEO(最高経営責任者)のラリー・ペイジ氏は、「Google+(グーグルプラス)」のユーザー数が9000万人を突破したということを明らかにしました。
情報によると、グーグルの第4四半期の業績を報告するプレスリリースの中でラリー・ペイジCEOは「私はアンドロイド、Gmail、Google+の成長に非常に興奮している。Google+は、ユーザー数が9000万人を突破し3ヶ月前に発表したユーザー数の2倍となっている」と述べています。
3ヶ月前の発表というのは、2011年10月13日にラリー・ペイジCEOが発表した「Google+のユーザー数が4000万人を突破した」という報告のことで、今回の9000万人ユーザーが本当だとしたら、3ヶ月ちょっとで2倍以上の5000万人という新たなユーザーが加わったということになります。
アメリカ人アナリストのポール・アレン氏の予測では、2月1日に8520万ユーザーに到達するということになっていますが、今回の発表はこの予測を超えるものとなりました。
また、情報によると、ユーザーの60%は毎日、80%は毎週「Google+(グーグルプラス)」を利用しているということで、多くのヘービーユーザーが存在していることが示唆されています。
2012年の年末には4億人を突破するという予測を超える「Google+(グーグルプラス)」の成長率ですが、おなじSNSを展開する世界最大手フェイスブックは2012年8月に10億人ユーザーを突破するというアナリストの試算も出ており、簡単に追いつくことは難しそうです。
しかし、グーグルには検索エンジンなどのSNS以外の事業があるため、これらから得られる莫大なデータによって主導権を握ることが想定されています。
2011年6月から開始されて、まだ1年にも満たないにも関わらず驚異的な成長を続ける「Google+(グーグルプラス)」。今後の更なる成長と展開、フェイスブックやツイッターとのユーザー争奪戦が注目されます。