現在、日本列島の各地は大雪に見舞われており厳しい寒さが続いていますが、ニホンザルたちはこんな寒ささえも温泉に使って楽しんでいるのかもしれません。今回は、ヒト以外の霊長類では世界で最も北(寒い地域)に暮らしている世界でも稀なニホンザルたちが、寒さをしのぐために温泉に浸かっている様子をとらえた25の写真をご紹介します。
サルという動物は、本来熱帯の気候を中心に分布しており、世界的に見れば温泉に浸かって暖をとるという行動は非常に珍しいといいます。
また、サルの中には温泉から出た後、外気にさらされることで湯冷めして肺炎にかかるという説も存在するようですが、一方で汗腺が少なく汗をかきにくいことと秋に蓄えた皮下脂肪とによって湯冷めしないという意見もあるようです。
なんとも気持ち良さそうに温泉に浸かっていますね。なんともほっこりしている世界でも珍しいニホンザルの生態をとらえた貴重な写真でした。