2012年8月には10億人ユーザーを突破するという予測がされている世界最大手のSNSを運営するフェイスブック(Facebook)が、新規株式公開(上場)するということが分かりました。この情報は、アメリカの「ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)」が報じたもので、2月1日に申請書を米証券取引委員会に提出するということのようです。
アメリカのメディアによると、上場時期を4月~6月と予想しており、ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、フェイスブックの上場時の時価総額は、750億~1000億ドル(約5兆7530億~7兆6700億円)が見込まれています。
この金額は、日本企業と比較すると1位のトヨタ自動車に次ぐ2位のNTTドコモに並ぶ規模です。また、アメリカのIT企業では、グーグルが2004年の上場時に記録した230億ドルを上回り過去最高となります。さらに資金調達額も100億ドルが見込まれ、そうなればIT企業では過去最高を更新するといいます。
日本で最も大きな規模の会社と同程度の会社が、創業から10年も経たずにぽこっと生まれるあたりがスゴいですよね。フェイスブックはこの資金調達で、更なる事業の展開をどのように進めていくのでしょうか。