猫の頭を撫でてやりたいときには、猫のいる場所に行って猫の頭に手を置いて撫でてやればいいわけですが、最先端のテクノロジーを用いればどこにいても猫の頭を撫でることができるようです。シカゴ出身のロボット研究家Veltropさんが制作した、ハイテクロボットをご覧ください。
映像の上は操縦者、右下はロボットと操縦者の見ている映像、左は第三者目線となっています。ロボットは操縦者の動きに連動して動き、見事猫の頭を撫でることに成功しています。
この小型ヒューマノイドロボット「Nao」は、Wiiリモコン、トレッドミル(ランニングマシン)、ヘッドマウントディスプレイ、XboxのKinectが使用されています。KinectとWiiリモコンを使ってロボットの腕を動かし、Kinectとトレッドミルを使ってロボットのナビゲーションを、そしてヘッドマウントディスプレイでロボットの頭部を制御しているそうです。
こういった遠隔操作技術が普及すれば、いずれは1つの場所から世界中のあらゆるロボットを自身の分身のように動かして、仕事や遊びといったことが出来るようになるかもしれませんね。今は、猫の頭を撫でることが精一杯のようですが、将来的にはとても夢のある技術だといえそうです。