薬物やアルコール、ギャンブルなど、中毒症状を引き起こすものはさまざまありますが、最新の研究ではコンピュータゲームが次世代のメジャーな中毒になる可能性が指摘されています。果たして、コンピュータゲームは人々の生活にどの程度浸透しているのでしょうか?
今回の調査結果によると、調査対象となった16歳以上の人のうち3人に1人は中毒症状に当てはまることが分かりました。また16歳未満では、中毒症状とされる割合が40%にまで上昇したといいます。
事情に詳しいマギー・ウィリアムズ氏は、「この中毒問題は、ゲームをする若者のほぼすべてに当てはまる問題」だとしています。
ゲームをする86%の人が、ゲームによって親や友人などの人間関係を希薄にさせていると認めており、調査では3分の1の大人と40%の若者が、毎日ゲームをしていることが分かりました。さらに、ゲームが最もプレイされる時間帯が、家族と団欒する時間帯である18:00~21:00だということも分かりました。
ただ、時間や節度を守ってゲームをする場合には気晴らしになり、中毒症状を引き起こすような問題にはならないといいます。中毒にならないためには、定期的に休憩をとるなどの対策が勧められています。