以前、ゴッホのような抽象画を描くヤギをご紹介しましたが、今度は抽象画を描いてしまう猿が登場しました。
カナダ・トロントのオックスブリッジに住む、この絵描き猿のポケット・ウォーホルくんは、描く抽象画が高く評価されています。なんと、彼の絵は売買されるほどの評価を得ており、フェイスブックのページまで持っているといいます。
ポケット・ウォーホルくんは、その絵心と白髪からアメリカの画家・版画家・芸術家でポップアートの旗手と呼ばれるアンディ・ウォーホルに、ちなんで名付けられました。
ポケットくんが原因で、飼い主が病気になって以来、ポケットくんは狭い部屋で暮らすこととなりました。そこで、飼い主はポケットくんのために、子供でも扱える害のない絵の具を渡すと、絵を描き始めました。
ポケットくんの作風は独特で、筆などの道具を使わずに、尻尾、尻、手足、舌などの全身を用いて絵を描きます。これらの絵は、最低価格で25ドル(約2000円)、高いものだと300ドル(約2万3000円)程度で販売されています。販売によって得た利益は、ポケットくんの居住施設の拡張に充てられるとのことです。