裸の男性がボロボロの建物の中で鎖に繋がれて座っている・・・・・この写真を見ただけで私達に大きなショックを与えます。
この男性は、中国の重慶に住んでおり荒れ果てた納屋の壁に鎖で繋がれています。驚くべきことに男性の母親は心から男性のことを愛していると主張しています。
母親のXiao Anrongさん(76歳)は自分が死んだあと、残された息子のTang Zuhuaさん(40歳)の世話をしてくれるように訴えています。
AnrongさんにはZuhuaさんを含めて3人の子供がいましたが、他の2人は家を出て自立したのでZuhuaさんの世話をしながら2人で生活しています。Anrongさんの収入は毎月支払われる年金16ポンド(約2000円)で、このお金でZuhuaさんを養いながら生活をしています。
Anrongさんによると、Zuhuaさんは知的障害を抱えており17歳のころから暴力を振るうようになったといいます。また服を着せても全て破ってしまうため、17歳から現在まで裸に鎖を繋いだ状態で生活しています。
生活に困窮しているため、Zuhuaさんベット代わりに敷く藁も買えず地面に直接寝ています。また、足の筋肉が弱り歩行も困難だといいます。
Anrongさんは「親切な近所の人が食べ物をくれます。もしそうでなければ私達は生きていけないでしょう」と語りました。
かなり衝撃的なニュースですが、日本でもこれから社会保障の問題はさらに深刻になっていくことでしょう。こういったケースは中国に限ったことではないのかもしれません。