中国でも著名な現代芸術家のシュー・ビン(Xu Bing)さんは、50万本ものタバコを使って見事な虎の敷物を制作しました。タバコの火を点ける白い部分、吸う側のフィルターの黄色い部分、タバコの葉の茶色い部分の3色を上手く使い分けることで、トラの模様を再現し毛皮のようなに表現しました。
それでは、タバコから作られたとは思えないスゴイアートをご覧ください。
これらのタバコの毛皮は数千人の人手がかかっているとのことで、使ったタバコの総重量は約200kgに達するとのこと。設計どおりにタバコを緻密に配置することで、トラの模様が浮かび上がりました。
このユニークな芸術作品は、ヴァージニア美術館で展示後、来年1月にはアルドリッチ美術館に移され展示されます。
シューさんは、近年多くのタバコに関係した作品を発表しており、この虎の敷物もそれらの作品の1つです。彼は、過去10年においてタバコ産業からインスピレーションを受け続けています。
タバコで他の動物の柄を作ったり、タバコ以外のもので同じようなアートを作ったりといろいろ応用ができそうですね。